子供の嫌いな野菜ランキングを最近、テレビで取り上げている番組をみて、今も昔もあまり変わっていないなぁ~と実感しました。
ランキング順位は、サイトや調査機関で差異はあるにしろ、ピーマン、なす、玉ねぎ、しいたけ、トマトは、どの調査を見ても、常連登場する野菜達です。
また、その番組では野菜嫌いの子供に悩む母の工夫も紹介。
その努力は、涙ぐましいものもありましたが、自分の子育てを振返りながら場面、場面が思い出され、微笑ましくも感じました。
つくづく、人と食との繋がりの深さを考えさせられるひとときでした。
今回は、食の中でも子供の嫌いな野菜と朝ごはんをテーマに絞り、少し、気軽にママ友同志で井戸端会議でもするような感じで、おはなしさせて頂きますね。
子供の嫌いな野菜ランキングは不動!?
上記こどもが嫌いな野菜達は今も昔も変わっていないようです。
嫌われている理由も、ピーマンは「苦い、臭い」、ナスは「味がないところ」、トマトは「ゼリー状の食感」等々、どの理由もそんな野菜を食べている大人の私達が納得するものばかりです。
ある企業が、ピーマン嫌いの子供達のために、苦味・臭みを極力消した「こどもピーマン」を開発。
私も興味から一度は食べてみたい!!と思いましたが、「それって、本当にピーマンなの!?」と。
ピーマンの特徴がないピーマンって果たしてピーマンなんでしょうか?
そこまでしてピーマンを食べさせる意味があるのかなぁ~!?
大人になってわかるピーマンの良さもあるのではないでしょうか?
子供の好き嫌いは舌の味覚の受容器官である味蕾(ミライ)が原因?
味を感知する器官として舌には、味蕾という器官があるそうです。
子供の味蕾は、大人の3倍もの数があります。
そのため、子供は、大人より敏感に味を察知するようですよ。
ましてや、人間が本能的に受け入れる味である<甘味・塩味・旨味>はともかく、体が本能的に拒絶する味といわれている<苦味・酸味>が強い野菜が、子供から嫌われてしまうのは、舌の構造と成長段階において当然のことのような気がします。
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朝ごはんを食べないとだめなの?
また、食として、よく取り上げられるテーマである「朝ごはん」。
我が家の子供達が通っていた幼稚園でも「早寝・早起き・あさごはん」との合言葉を決め、朝ごはんの推進をしていました。
脳が活発に働くためにも、朝ごはんでエネルギーを摂取する必要があるみたいです。
エネルギーの元であるブドウ糖が低下すると、集中力の低下にもつながり、精神的にもイライラしてしまいがちになるというデーターもあるようで、成人してからの年齢や生活スタイルから朝ごはんを抜くという選択肢あるかもしれませんが、少なくとも、幼児期から小中高の成長著しい成長段階においては、脳と体の発達のためのエネルギーを効率的にとるためにも朝ごはんは必要ではないでしょうか。
まとめ
食といっても、好き嫌いもあれば、摂取の時間、食事の内容、料理の仕方と掘り下げればきりがないかもしれませんね。
それほど、人が生活するにあたり食は密接しているんですね。
だからこそ、「食事は楽しいもの」との基本的な考えが必要な気がします。
好き嫌いはあっても大丈夫。
食べれることの感謝、食べることの嬉しさ、楽しさ、料理することの喜びを心におきながら、現代社会のあふれる情報にふりまわされることのないよう、一家の太陽である母として、今日も元気に、キッチンに立ち、苦手な料理に精進しようと思う今日この頃です。
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