全国最大の指定暴力団・山口組。
その山口組本部で毎年行われていた、欧米行事・ハロウィンイベントの中止を明らかにしました。
ハロウィンイベントの中止について、山口組が今年に入り内部分裂したのが関係しているのではと言われています。
それにしても、暴力団組員がハロウィンイベントをするというのは一見すると面白おかしな話ですよね。
これに関して、海外でも大きな話題になっているんです。
そこで今回は、山口組のハロウィンイベントに関する事情や海外の反応などをまとめてみました。
毎年多くの子供がイベントに参加!地元では山口さんと呼ばれていた?
山口組本部では、毎年ハロウィンイベントを行っており、本部に訪れた子供たちにお菓子を配っていました。
暴力団組員というだけあって、行く子供も勇気あるな…というのが正直な感想ですが、実際には近隣の人から「山口さん」と呼ばれていたほど街に馴染んでいたようです。
もちろん、暴力団ですから親しまれていたというわけではないようですが、山口組は震災の時も被災地に炊き出しに行くなどの慈善活動も行なっており、律儀であるという印象を持たれていたようです。
そんなハロウィンイベント中止が明らかになったのは、山口組本部に張り出されていた「御知らせ」。
その御知らせが掲載された写真を拝見すると、
「諸般の事情により中止することになりました。」
「楽しみにして居りました御子様方には大変残念な思いをさせますが来年は必ず開催致しますので、楽しみにしていて下さい。」
と、なんとも丁寧な文章でイベント中止が案内されていました。
この「諸般の事情」というのが、今年に入って勃発した分裂問題であると言われ、子供たちに危害が及ばないための配慮と思われます。
「怖いおじさんからトリックオアトリートとか子供じゃなきゃ絶対に言えないわ。」
「そんなことしてたんですね(笑)ちょっと意外…」
「まあそれなりに神戸に根付いてたからね」
「律儀である。組長が一番楽しみにしていたのではと思うと…。」
などと、ネットでも話題になりました。
ですが、話題になっているのは国内だけではありません!
なんと海外でも話題になっているのです。
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海外でもザワつく暴力団ハロウィンイベント!その反応は?
暴力団のハロウィンイベントについて実際に行われた写真も拡散されていますが、、中国版Twitterでは様々な反応が。
「監視カメラがいっぱいついてて怖い…」
「本部の場所があるはっきりしてるのに警察は立ち入り調査しないの?」
「彼らの存在自体は合法なんだろ。」
「結構大きい袋を配っているみたいだしなかなか気前がいいな」
「これが本当に暴力団なのか?俺の知ってる暴力団と違うんだけど。」
「中国マフィアと日本のヤクザはだいぶ性質が異なる気がする」
「子供を連れてくる親は資金源とか気にならないんだろうか。十中八九黒い金だろ」
「来年からは中国マフィアもお菓子配らないかな。」
「お菓子をもらう代わりに向こうの世界に引きずり込まれそう」
「お菓子は欲しい。手渡しで受け取るのは無理。」
など、中国マフィアとの違いに驚く声も多く見受けられました。
普通は暴力団相手に「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」…なんて言うのを想像するだけでゾッとしそうですが、こうした活動を通して地元に密着するという目的もきっとあるんでしょうね。
来年の開催のニュースを楽しみにしています。
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