2015年7月、お笑い芸人としては初の芥川賞を受賞したことで話題になっている、ピースの又吉直樹さん。
最近ではバラエティ番組に出演しても共演者からは「先生」「又吉先生」と呼ばれ、一目置かれている存在ですよね!
直木賞受賞の「火花」は売れ行きが好調で、2015年8月時点の総売り上げが239万部も突破!
本が売れない時代にここまでセールスが伸びるのは異常なほどなんだそうですよ。
気になるのは、又吉直樹さんに入る印税。
一体どれぐらい入っているのでしょうか?
今回は芥川賞受賞の「火花」を巡る印税についていろいろまとめてみました。
「火花」が芥川賞を受賞するまで
又吉直樹さんはもともと大の読書好きで、これまでに書評やコラムなどを複数担当してきました。
今回芥川賞を受賞した「火花」は、2015年1月7日発行の「文學界」2月号で発表。純文学デビューを果たしました。
この「文學界」2月号の累計部数は、発売2日後で4万部に達する異例のセールスを記録。
創刊以来初となる重版がかかるほど話題作になりました。
そして2015年3月には「火花」の単行本が発売。
翌4月に三島由紀夫賞の候補としてあげられましたが、あえなく受賞を逃してしまうことに。
この時も、三島由紀夫賞を受賞した「私の恋人」(上田岳弘)と決選投票に持ち込まれ、惜しくも3対2で敗れました。
そして6月、電子書籍版が発売され第153回芥川龍之介賞の候補に。
翌7月にめでたく芥川賞を受賞したのです。
「火花」の発表からわずか半年で芥川賞を受賞した又吉直樹さん。
本職であるお笑い芸人の傍、作家としても才能がある素晴らしい人なんですね!
この受賞がきっかけとなってか、バラエティ番組で「読書大好き芸人」として出演する機会も増えました。
気になる印税はいくら?
芥川賞受賞から、書籍の売り上げが飛躍的に伸びた「火花」。
その総売り上げが239万部以上という大ヒットを記録しています。
気になるのは又吉直樹さんが得た印税です!
「火花」の単行本は1296円で販売されており、印税は10%。
となると、1冊あたりおよそ130円の印税が又吉直樹さんに入ることになりますから、ざっと計算をして…3億1千万円!!
これがそのまま又吉直樹さんの懐に入るのですからすごい金額ですよね!
一生遊んで暮らせそうです。
ところが、そんなうまい話でもないようです。
一部ニュースによると、又吉直樹さんの印税の半分を、所属事務所であるよしもとクリエイティブエージェンシーが受け取っているという情報がありました。
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吉本が又吉直樹の印税を半分受け取っている?
例えば、出版社が芸能事務所を通して芸能人に執筆を依頼する際、そこで出た印税の何割かを芸能事務所側に渡さないといけない業界ルールは存在するそう。
それもそうですよね、それにかかる複雑なやりとりや宣伝まで事務所側がしてくれるのですから当然かもしれません。
ところが、又吉直樹さんの場合は直接出版社とやりとりを行っており、本来であれば又吉直樹さん個人にすべての印税が入るとされています。
そこに、なぜか介入していない吉本が印税の半分を受け取っている情報があり、 ネット上では「アコギすぎる」「感覚がおかしい」などの批判が殺到しているのです。
真実はどうかわかりませんが、島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」をめぐったトラブルも過去あったので、否定できない話ではないでしょう。
当初映像化は難しいと言われていた「火花」ですが、現在では映像化もすでに決定。
吉本と動画配信のNetflixがタッグを組んで製作し、Netflixで独占配信するというのです。
この「独占」という言葉から、吉本サイドのビジネスを感じてしまいますよね…!
実際のところどうなのでしょうか?
いろんな事情が絡んでいますが、それでも出版業界が不況と言われている中で「火花」は爆発的に売れ続けているのですから、又吉直樹さんが大きな社会現象を巻き起こしたのは事実と言えるでしょう。
これからも「火花」をめぐったやりとりに注目が止まることはないでしょう。
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